サイトウが「汗抜きドライ」をしない訳 | 我孫子、柏のサイトウクリーニング

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サイトウが「汗抜きドライ」をしない訳


クリーニング店で見かける「汗抜きドライ」とは どんな加工かご存知でしょうか?

汗の成分は ほとんどが水分。なので、乾燥(蒸発)してしまえば洗わなくても無くなります。
問題は残りの成分。
塩分・タンパク質・アンモニア・乳酸 など…水に溶ける水溶性の成分。
ですが、石油由来のドライクリーニングでは 水溶性の汚れは(基本的に)落ちないのです。これはドライクリーニングの弱点。
そこで、専用の助剤を入れて ドライクリーニングでも水溶性の汚れを落とすのが「汗抜きドライ」と言うものです。
ドライクリーニングで水溶性汚れも落とせるなんて 画期的!?
なのか??

ですが、
サイトウでは「汗抜きドライ」を絶対にやりません‼️

ドライクリーニングで水溶性汚れを落とすということは、
この汚れはドライ溶剤に溶け出すということ。
そうなると、常に この汚れが溶け込んだドライ溶剤で洗うことになります。
部分的には一旦落ちたかもしれませんが、またまんべんなく再付着しています。
この怖さ、伝わってます??
汚れた液で かき回しているだけ。

水洗いのように 毎回排水出来るものと違って、フィルター循環のドライクリーニングでは 溶剤の再生は難しいのです。

なので、ドライクリーニングは 日頃の溶剤管理が大切なのです。

「汗抜きドライ」
安くて、店頭で手軽にオススメされますが、
もしかしたら お気に入りの洋服が 汚れた液で洗われているかもしれません?
変な臭いはしていませんか?

ドライで油溶性汚れ、
水洗いで水溶性汚れ。

ドライ溶剤を最適に保ち、
水洗いで 目に見えない汚れも洗い流す。

技術と手間は必要ですが、こんな クリーニングの基本にもこだわっています。