ゴアテックス素材のアウトドアジャケット

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ゴアテックス素材のアウトドアジャケット


アウトドアメーカーの防寒ジャケットに使用されることの多い「ゴアテックス」。 防寒・防風、更に防水機能を持ち合わせた高機能素材です。(ゴアテックスは素材の商標名なので、様々なブランドが使用して製品を作っています。)

「防水透湿性素材」ともいい、無数の極小穴(表現が難しい 😅) のある素材を 水分の分子の大きさによって その素材を通すもの・通さないものを分けることで 外からの防水性と内からの放湿性を両立させています。

人の体からの汗は衣類の内側では水蒸気に近い状態で、分子が小さいので ゴアテックス素材を通過し外へ排出されます。一方、外からの雨は分子が大きいので 通過せず弾かれます。これによって内側は常に乾いた状態となるので、 防寒性も高まるという訳です。

では、いい事ばかりかと言うと そうでもないこともある訳で … 😰

構造は、主となる生地(ゴアテックス)に表地と裏地をサンドイッチするように貼り合わせた3重構造となっています。

はい、やっぱり出てきました。

接着樹脂(ウレタン樹脂)です。 😓

ゴアテックスに限らず冬物アウターにはボンディング加工など、防寒・防風の為 複数の生地を貼り合わせたものが多くあります。 シームレスダウンの接着もそうですね。

ドライクリーニングは厳禁❌です。

日頃よりお伝えしていますが、 このウレタン樹脂は製品の製造から3年程度で経年劣化により機能が弱くなり、剥がれてしまう可能性が高まります。圧着の状態によっては 一度のクリーニングにも耐えられないお品物もあります。

劣化の原因は「加水分解」といって、空気中の湿気の影響によるものです。(高温多湿の日本では劣化の進行も早いのかもしれませんね。)

生地自体は丈夫なものなんです。

ただ、この接着樹脂の経年劣化に関しては メーカーからの注意点としては あまり発信されていないような…😑

接着部の剥がれにより 生地表面がブクついたり、一度剥がれた箇所が またくっ付いてしまってシワシワになることも。

こうした事故は着用時にはあまり発生せず、揉まれたり 叩かれたりする クリーニング時に起こるものです。

細心の注意をして、どんなに微弱なクリーニング処理を行っても なるものはなってしまうのです。

どうかご理解くださいませ。 m(_ _)m

考えたら 接着剤でさえ対応年数があって …

衣類の場合は 風合いとか着心地とか、着用時もクリーニング時も柔軟性を保ちながら なおかつ接着させるのは至難の技ですよね。(ガチガチに固める方が簡単)

サイトウでは 受付にてリスク説明をさせて頂き、ご理解・ご了承の上 丁寧にクリーニングさせて頂いております。